プロフィール

高橋 幸子(たかはし さちこ)

昭和16年神奈川県に、彫刻界で木彫の鬼才と呼ばれた故・高橋英吉の長女として生まれる。

父英吉は芸大卒業後、28歳の若さで「潮音」で第3回文展において特賞を受賞。

以後無審査の資格を得て将来を属望されたが、31歳の若さでガダルカナルにて戦死した。

その亡父の残した豊富な遺作やデッサンに高1より学びはじめる。

独学にて独自の作風を編み出し、花鳥風月を刻み続けた。

あたたかみのある作風で「こころの版画家」の異名を得る。二女の母。